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シンプル

最近ニューヨークで「Normcore(究極の普通)」というのが流行っていると聞きました。
ようやく時代が私に追いついてきた感じですね( ̄^ ̄)
さて2013年12月以来久しぶりのブログ、青柳ファンのみなさま、大変お待たせしました。
(まー、ここまでは”あおり”といことで^^;)

林業の世界ではぶっそうな言葉がけっこう頻繁に飛び交います。

「殺す」
「絞める」
「攻める」
「いじめる」
「叩く」
「キメる」

などなど。具体的な用例は、説明すると長くなるので、ここでは触れませんが、常に危険と隣り合わせの山仕事ならでは、シンプルかつストレートに伝えなければならないからでしょう。

2014-03-23 10.32.10

図書館で郷土の林業に関する本を読んだり、郷土博物館で昔の林業の様子を垣間見るのも楽しいです。
五日市郷土資料館に、かつて地域の主要産業だった「林業」を説明するパネルに以下のような表現があります。

「林業は息の長い産業である。長いしんぼうの末、やっと伐採の時がくる。一伐期30年~40年といわれるので、一生一回のチャンスである。(そのためか、山はしばしば少数の持ち主に集中してしまう。)山仕事はつねに孤独で、重労働で、危険一パイである。そのためか、里人とはちがったきびしい性格の山人の気質が生まれる

「農林水産業」と一括りにされていますが、林業は漁業や農業とは比べものにならないほど、長いスパンが必要な産業で、それだけに、自然を守り、次代に引き継ぐ責任が云々…という文脈で語られることが多いのですが、私が好きなのは後半のくだりです

「山仕事はつねに孤独で、重労働で、危険一パイである。そのためか、里人とはちがったきびしい性格の山人の気質が生まれる」

山仕事はつねに孤独で、つねに重労働で、つねに危険いっぱい。
現代林業ではそうも言い切れないのかもしれませんが、だからこそ「きびしい性格」「山人の気質」が形成されていく。

無骨で無口で荒々しい、ゴツゴツした性質。でも、それでいて自然に対しては従順かつ雄弁。
自然の法則に、時には対立しながら、自然とともに長く生きて行く(自然に生かされる?)。
その生き様を続ける中で必要な技術をひたすら磨く。
都会で、つねに弁を弄し、ハッタリかまし、へりくだり、たくさん嘘をついて生きてきた人間にとっては、とても魅力的に映る、このパネル「林業」という仕事にある、山人の気質。

f0170915_1395760 (藤原喜明オフィシャルブログより転載)

かのアントニオ猪木の付き人を長年務め、後年、真に強いレスラーとして時代に評価された、遅咲きのプロレスラー・藤原喜明さんは
レスラーとしてのピークをはるかに過ぎても 「(毎日)1ミリでも強くなりたい」と練習しておられました。
(「ミリ」という単位が適切なのかは別として)
かなり遅れてこの世界に”入門”した自分が、大変おこがましいですが、「毎日1ミリでもうまくなりたい!」
シンプルにストレートに生きたいと思う、今日この頃です。

2014-11-19 05.11.21

過去ブログのご紹介です。

(青柳)

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