2018.01.23

今年の目標は…

20cmを超える大雪は4年ぶりだったそうです。降り続く雪を見ているうちにいろいろと思い出しました。
4年前のその日は檜原村・中山の伐採現場にいました。昼休み、雪はまだだったと思いますが、かなり寒く、クルマの中で昼食をとっていました。と、大塚(当時。現・飯塚潤子)がチョコレートを配り(バレンタイン)、その後、青木がコンビニのコーヒーを差し入れてくれました。
これは関係のないはずなんですが、そのあと間もなく雪が降り始め、見る間に大雪に。止む気配のない降りかたに、すぐに現場を中止し事務所に戻りました。その前の週に降った雪が残っていたこともあり、積雪は事務所前で1m40cmオーバー..。その後しばらく山の仕事は中止となりました。
民謡「津軽じょんがら節」を聞くと目の前が猛吹雪となります。僕は青森県弘前市の出身です。とくに津軽三味線を習ったり、親しんでいたわけではありません。しかし、見渡す限り一面の猛吹雪が、日常のちょっとだけ外にあった暮らしを知る者にはピンときます。
などといいましたが、弘前に住んでいたのは高校卒業まで。もう、これまでの人生の30%ほどでしかありません。
しかし、その高校3年生の日本史の授業で聞いた、寺山修司の演劇を大学時代みていたという先生の「文化的に過激になれ」という言葉はいまも耳を離れず、かついまだ達成できず。
では、そろそろ本題に入ります。まだ1月ですから、それっぽい話をすると、おみくじ。元旦に「ほぼ日手帳」の手帳みくじを引きました。おみくじ、ふつうは「大吉」とか「中吉」とか「凶」とかだと思いますが、僕が引いたのは「船」。
はっと思いましたが、そこにはこんな言葉が。《将来、大海に漕ぎ出すための道具を作る一年なのかも…》。
今年の目標は造船です!

 

この日記を書いた人

木田 正人

木田 正人

1966年生まれ。青森県弘前市出身。日本大学農獣医学部卒。雑誌記者など出版界勤務後、「人のため、地球のための仕事」をしたいと思い、林業を志す。東京チェンソーズ設立当初から森林整備と広報を担当。

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