2017.10.11

村での仕事

ご無沙汰しています!
4月に慣らし保育を始め、5月から仕事復帰して「東京美林倶楽部」やイベントまわり、林業事務など
もろもろバタバタ、あっという間に半年が過ぎてしまいました。

先日のアウトドアヴィレッジ様でのイベントにて


今月は秋の行楽シーズンらしく、週末イベントが4本あり(!!)
ぜひこちらのページに一覧があるので、お近くの会場に遊びに来ていただけると嬉しいです^^
https://tokyo-chainsaws.jp/delivery/event/
ところで、私や明子さんはワーキングマザーとして、職住近接な環境で仕事させていただいているわけですが、
やっぱりこどもが小さいうちは家と保育園と職場が近いというのは大変便利です。
田舎は働く場がない!とはよく言われますが、こちらに住んでみてびっくりしたのは、
実はパートタイマーのような仕事はけっこうあって、人手が足りない~という声もあるということ。
フルタイム正社員で高給で、というような仕事はあまりないかもしれません(探していないのでわかりません)が、
村は人口減少&高齢化が進んでいますので、これからの日本を象徴するかのような(?)働く世代の人手不足というのは
今後の課題のような気がしています。(話がでかくなってしまった・・・)
村のお母さんたちのお仕事とは、たとえば役場やJA職員、図書館などの公的施設、保育園や児童館、介護施設の職員だったり、
飲食店でアルバイト、という方もいらっしゃいます。
それから檜原村の特産のひとつである「こんにゃく」製造のお仕事。
井上商店さんのページ→ http://hinohara-kankou.jp/kaiinpage/inoueshokuhin/inoue.html
わーシンプル!笑 こちらの商品は生協グループのパルシステムでも取り扱っており、ほんとに美味しいですよー!
やまぶき屋オンラインショップでもお求めいただけます(宣伝)
チェンソーズの仕事はどれも刺激的で大変面白いですが、「こういう仕事もあるんだなー」と
たまに隣の青い芝生の話を聞いたりしてみたり。
働くことと生活とのバランスは、自分で舵取りすることがなによりですよね。
最近、私は30年後の目標ができました。
ひとつは東京美林倶楽部の木を息子と一緒に間伐することです。
(弊社社員は福利厚生の一環として東京美林倶楽部の仲間になれます)
もうひとつは、「檜原村シルバーセンター」に入会し、薪ステーションの仕事に就くこと。
チェンソーで丸太を玉切りして自動薪割り機でういーんと割る。フォークリフトでパレットを操る。
休憩時間にはみんなで火を囲んで農作物やイノシシの被害の話をする。
ああすてき。
忘れないうちにフォークリフトの免許とっておこうかな。

10/8に薪ステーションでのイベントがあったのですが、その下見に行ったとき、
私の心は奪われました。
30年後も檜原村が元気でありますように。
私も微力ながら村のイベントに参加したり、地域の婦人会に入ったり、住民税をおさめたりして
これからも(自分のために)村に貢献していきたいと思います。
飯塚潤子

この日記を書いた人

飯塚 潤子

飯塚 潤子

1984年生まれ。茨城県つくば市出身。東京大学林学科卒。国際見本市主催会社に4年、林野庁の外郭団体に1年勤めた後、「林業の現場をやりつつ、新しいことにチャレンジできそう」との思いで入社。2016年に檜原村へ移住、2児の母。

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