1本まるごと販売って?

かつて、家や日用品、燃料に至るまで、生活に必要なものは山から調達してきました。木はとても大切に使われ、細い木は炭焼きの材料として、丁寧に剥いた樹皮は屋根や壁の材料として、細い枝は生活の煮炊きの薪材として。
里に暮らす人と山の心理的、物理的距離は近く、山はいつもきれいだったそうです。

しかし、戦後になると復興の建築需要に応えるため、山で伐採した木は機械を使って大規模に搬出するようになり、建築用の木材として規格に合わないモノは、山に置いていかれるようになりました。




1本まるごと販売
1本まるごと販売では、
今まで市場に流通していなかった、規格には当てはまらない、”森のヘンテコ素材”を見つめ直す試みを始めました。
根っこから葉先まで、木1本から採れる素材は同じ形が2つと無く、
どれも美しく、力強さを秘めています。
私達はこの”森のヘンテコ素材”を通して新しい木の使い方を提案し、山と人の暮らしを
再度つなぐきっかけをつくりたいと考えています。