2015.09.02

2年目の夏

どうもお久しぶりデス。
1月に怪我をして以来、大変ご迷惑をおかけしている加藤です。
話はあっという間に広がるもので、会う人会う人にご心配いただき恐縮しきりです。
怪我から8ヶ月。
いまだ休業中で怪我をした手はまだもう少し時間がかかりそうですが、本人はいたって元気であります!
海に行ったり、友人と遊んだり、街をぶらついたり。 (リハビリはちゃんとやってます!)
ときどき会社に顔を出すと先輩方に若干あきれられるほど能天気に飄々と暮らしています。
あれっ?この感じ。大学の夏の長期休暇のよう!まったく学生気分です。
猛暑になったって大して苦になりません。
夏らしくいいじゃん!と久しぶりに無責任に楽しんだ夏でした。
山で仕事をしていたらこうはいきません。
日々少しでも暑くならないことを願い、ハチ達の襲来に気を揉み、繁茂する雑草と工期に追われながら、残された体力をすり減らさないよう週末の休みを過ごすのです。
心から夏を満喫し楽しんだ!なんて言えません(他の人は知りませんが、去年の自分はそうでした)。
倒れないよう気持ちを張って、萎えそうな心にムチ打ち必死に仕事を覚える。
夏との戦いでした。
だから帰ってからの水風呂と冷えたビールは最高。
仕事への姿勢を学び、このしんどさを共有できたことでまだまだヒヨッコながらもチェンソーズの一員になれた気がしました。
先週からまた少し入院しています。
今週になって外出許可がおり、せっせと散歩しています。
病院周辺は米どころ。
広々とした田畑が並び、山は低く空は広く。檜原とはまったく違った景色です。
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今日は久しぶりの快晴でした。
病室で日がな一日過ごし、なまりきった体には外出時の多少の暑さと汗は嬉しいぐらいです。
遠くには奥多摩の山々が見えました。
IMG_6083
山から離れ、気楽な夏でした。
楽しかったのに物足りなさがやたら残り、 「山のいま」がなんだかよくわからない。
気楽な夏は今年で十分。
来年はまた夏に挑戦できるようになりたいです!治す!
最後に、 怪我なんかするもんじゃない!
みなさんどうぞご安全に‼︎
(加藤)

この日記を書いた人

加藤 真己

加藤 真己

1989年生まれ。埼玉県飯能市出身。武蔵大学人文学部卒。獅子舞などの郷土芸能好き。日々の暮らしと仕事、文化が直結するような地域密着の職を求め、大好きな獅子舞を作り上げた先人たちが多くやってきた山仕事への関心が高まり、現職に。

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