2016.02.10

仕事論。

おはようございます!突然ですが年末の大掃除で面白いものを見つけました。
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わああ!かっこいいですね!ヨイショヨイショ(゚▽゚)ノ
初代チェンソーズ立ち上げメンバー4人プラス、一時期いらした木住野さんら5名の若かりし姿です!!
写真の場所は奥穂高、標高3000mくらいだそうで、相変わらず青木さんが晴れ男っぷりを発揮していた模様。
このチラシは「なんか必要になって作った」との青木さん談。
当時取り上げられたメディアでもよく話していた、(←チェンソーズマニアだったので知っている)
「子供があこがれる林業マンを目指して!」などの文言が綴られています。
当時の仕事は「Forest Works」「Tree works」「Tree Climbing」の3つのカテゴリー。
さりげなーく謎のロゴも入っています!!
当然私にとっては入社前の物ですが、これを見て改めて、「あー私この会社に入りたいな」と思ってしまいました(゚▽゚)(しあわせものすぎる!)
チラシのデザインというか、雰囲気とか、文章の柔らかさとかがツボなんですよねw
じっくりご覧になりたい方は個別にご連絡くださいませ(^o^)/笑
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林業という仕事で年収1,000万稼ぐことは、正直難しいと思います。(中にはそういう方もいるかもしれませんが…)
かといって、好きな仕事しているんだから低収入に甘んじていろ、というのも違うとは思います。
満足できる給料と充実感。そのバランスは人によって違う(だからいろんな働き方があって社会が成り立つ)わけですが、ハッキリ申し上げると私は現状、満足しているということです。でもこれは現状です。社会の情勢はくるくる変わるので、きっとずっと同じではそのうち満足できなくなると思います。
それを見越し、今のうちから「満足できなくなったら満足できるような状況に変えられる」環境を作っておく努力をすればよいのかなと。
ぱっと見、消極的で受け身な人間に見えるかもしれませんが、とにかく毎日19時前には家族揃って家で夕飯を食べられるのはなんとも幸せなことだと思うのです。
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これは就活のときにもすごく考えた結果の3つの軸なのですが、
1)自分が楽しく仕事をできること、2)仕事を通じて社会に貢献できているという(自己)満足感、3)ある程度の収入 は必要だなと。
1)と3)は、長く続けるために必要なこと。
2)は、自分はたまたま環境に恵まれ、ここまで不自由なく平和に育ち、せっかく大学まで出させてもらったので、少しは親や世の中に恩返しせねばというなにかそういう気持ちです(^_^;)
あとは精神的に自立できていないので必要とされたがり、という説もあります。(←たぶん切実なのはこちら)
後輩の伏見ブログでも少し似たようなテーマで書いてあって、勝手にシンパシーを感じてしまったわけですが(伏見節はチャラいようですがけっこういい事言ってます!→伏見日記リンク)、
まあそういう思考回路の人間が集まるのだと思います(^ ^;)

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熱唱する佐田先輩。素敵な仲間達。


そんなわけで、話は飛びますが冒頭のチラシを作ったのが木住野さんがいた頃なのでたぶん2008年。
それから8年近く経った東京チェンソーズでは、ツリークライミング以外にもいろいろなイベントをお手伝いするようになりました。
山と渓谷社コラボ歩道づくり

山と渓谷社コラボ歩道づくり


斧は重たいね〜

檜原村より委託「ひのはら薪フェス」での薪割り体験


並んだ背中が可愛い(*^^*)

同イベント内、クラフト体験


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アウトドアヴィレッジでの爽やかコンビによる丸太切り


同イベント内、かんなくずプール

同イベント内、かんなくずプール


かんなまみれの子供をブロアーしてあげる青木社長

かんなまみれの子供をブロアーしてあげる青木社長


ブロアーで泣き叫ぶ小さい子が、ごめんなさいすごくすごく可愛かったです!!笑
自己満足、楽しいばかりではなく、いかに会社としての成長につなげていくか。
お客様に必要とされ、社員が満足できる強い組織。
こう書くとすごく会社人間ぽいですが、自分が少しでもいいなと思う場所に長くいられるための、自分のための努力です。
引き続き脳みそを使って、がんばってまいります!
(飯塚潤子)

この日記を書いた人

飯塚 潤子

飯塚 潤子

1984年生まれ。茨城県つくば市出身。東京大学林学科卒。国際見本市主催会社に4年、林野庁の外郭団体に1年勤めた後、「林業の現場をやりつつ、新しいことにチャレンジできそう」との思いで入社。2016年に檜原村へ移住、2児の母。

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