2017.03.21

こぶたん

お久しぶりの更新です。
木田がしれっとさらっといつの間にか更新していたので、慌てて今回も村暮らしについてのしょうもないおはなしです。。
ララランドはあんまり興味ないけど木こりバージョンなら観てみたい…( ´∀`)
2月頭に立春を迎え、確かにそのころから少しずつ日がのびてきて、暖かい日がちらほら・・・
雨水を迎え、3月前半は啓蟄、そしてあっという間に春分。春本番ということですね!
啓蟄の出だしの第七候は、「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」。
地中で冬ごもりをしていた虫(いわゆる昆虫だけでなく、蛇や蛙、トカゲなど含むそう)が、
早春の光を浴びてぬくもった土を啓き、這い出してくる、という意味だそうです。
ということで、本当に啓蟄になったとたん、彼らが戻ってきました!!!
その名は「K・O・B・U・T・A・N」!!!
みなさまご存じでしょうか。
チェンソーズ事務所名物もとい檜原名物、日本の山間部ならどこでもいるのかな?
カメムシの別名です!!
村に引っ越して、初めて奴らにそんなカワイイ呼び名があることを知りました(((o(*゚▽゚*)o)))
こぶたんこぶたんこぶたんたん♪
明るく口ずさんだら意外と、あのパクチー臭も、不快感を煽る羽音も、
雨戸を閉めたときにポロって落ちてくる存在感も、
うん、なんだか可愛く思えてきますね\(^o^)/
ネット検索情報によると、東京ではこぶた虫(略してこぶ)と呼ぶ地域もあるそうです。
くさい≒ブタ から来ているのでしょうか。なんだかお互いに対して失礼な気も・・・
カメムシは秋ごろからテントウムシとともに室内に侵入し、真冬になると影をひそめます。
そして春を迎えると戸を啓いて外に出ていくのです。
初めての檜原の秋を迎えたとき、こんなにも彼らが出てくることに驚愕し、
これからの季節をどうやってしのいだら良いのだろう、しかも毎年・・・とけっこう気持ちが落ち込んだものですが、
過ぎてしまえばわりと一時的なものだった気もします。
春のカメムシは外に出てゆく一方ですし、言ってみれば春の訪れの象徴でもあるので
今の私の心中は穏やかです(*´▽`*) 願わくばなるべく寒の戻りがありませんように・・・
カメムシとてんとうむしは、同じような場所で仲良く共存しているようです。
テントウムシも実は臭いらしいのですが、私はよくわかりません。
可愛さでは圧倒的勝利のテントウムシですが、除去のしやすさでいうと、カメムシのほうがつまみやすいのです。
テントウムシは丸っこくて下からすくわないといけません。
(しかも下手にいじると死んだふりをするのでますますつまみにくくなる。)
カメムシについては、青木社長直伝の「ガムテープを貼る」という方法を最初はとっていたのですが、
だんだんまだるっこしくくなり、私はティッシュでそうっとつまんで窓の外にポイっと逃してやるという
模範的な仏教徒のようなことをしています。
ちなみに天井などで早急に除去したい場合は、クイックルワイパーの先に裏返して丸めたガムテをつけて
そおっと捕獲するのがおススメです。
ところで、「こぶたん」の由来をネットで調べていると、
「愛犬の口からカメムシ臭がした事件(食べちゃったらしい)」
「洗濯物についているのに気づかず、アイロンをかけちゃった事件」
「部屋のポスターの裏側に集団で冬眠をされていた事件」
などなど、、全国津々浦々の山間部の皆様の、大変参考になる事故事例がたくさんありました( ;∀;)
洗濯物、、ポケットの中とか要注意ですよほんと・・・。
ちなみに本来の彼らの生息域、お山の林内ではどこにいるかというと、樹皮の間に潜んでいるそうです。
カメムシはセミの仲間らしいのでなんとなく納得。
樹皮間は狭いので、枝打ち中に集団に遭遇してびびるという心配は特になさそうですね。
田舎のおじさんおばさんとなにを話したらいいかわからない!というIターン初心者の方は、
カメムシトークから入ってみてはいかがでしょうか。

内容がアレなので写真だけでも晴れやかなものを・・


飯塚(潤)

この日記を書いた人

飯塚 潤子

飯塚 潤子

飯塚 潤子

1984年生まれ。茨城県つくば市出身。東京大学林学科卒。国際見本市主催会社に4年、林野庁の外郭団体に1年勤めた後、「林業の現場をやりつつ、新しいことにチャレンジできそう」との思いで入社。檜原村林業研究グループ「やまびこ会」会員。

この著者の日記はこちら