2015.09.23

いろいろえらべる

こんにちは!二巡目ということは初投稿から10週経ったということ、
たった二ヶ月でもなんだかずいぶん変化があったなあと思います。
なにより、名前が変わりました!!
先日同じく東京チェンソーズの飯塚達郎と入籍をいたしまして、飯塚潤子になりました。この場を借りてご報告させていただきます。
社内での新しい呼び名に誰もが馴染んでいないのですが…こちらのブログではとりあえず「大塚日記」のままでいいかなあと不精している次第でございますm(_ _)m
今回のブログでは、山でもなく今でもなく、私がココに至るルーツについて、少しお話したいと思います。
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私が中学、高校の頃(1995〜2000年前後?)は、「環境ホルモン」や「ダイオキシン」、「地球温暖化」といった環境問題が、よくニュースなどでも取り沙汰されていたように思います。
いわゆる「公害」のように、分かりやすい少数の加害者(悪者)がいて、被害者がいるという単純な図式ではなく、誰もが実はそれに関与していて、加害者でもあり被害者でもある。
とてもややこしいけど、少しずつ確実に、私たちの生活をじわじわと苦しめている。
なんとなく、そんなイメージです。
もともとの思いについては過去の新人ブログをご参照いただければと思うのですが、そんなわけで大学に進学し、なんとなく「熱帯雨林の破壊」や「砂漠化」に関わる授業を選び、日々ぼけっと優雅な大学生活を送っていました。
そんな中、とあるオムニバスの授業で当時大学院生だったOさんが、「国内の森林が50年くらい育って使いどきなのに間伐が遅れている、活用されていない」といったような内容の講義をし、そういった国内の森林・林業を取り巻く問題についてこのとき初めて知りました。
自分から積極的に調べたりすればすぐわかることだったかもしれませんが、ぼけっと生きていた私にはとても衝撃でした。
ぼけっとしている学生が初めて、授業のあとにOさんに質問に行ったほど。
それが大学2年生のころです。その後3年生からは林学(森林環境科学という学科でした)を専攻し、全国にある演習林で、実習という名の楽しい合宿を謳歌することとなりました。

剪定鋏で頭を刈るホントにアホな大学生…

剪定鋏で頭を刈るホントにアホな大学生…


林学時代は本当に楽しかったのですが、学科以外の友人に「森林」について話をしても「違法伐採」や「割り箸よりマイ箸がいいんでしょ」といったことばかり。国内の森林の問題がこんなにも知られていないのはなんでなんだ!これが最大の問題なんじゃないか?という思いがむくむくと育っていきました。
今でこそ「間伐」というコトバはまあまあ一般的にもなり、木を伐ることが一概に悪いことという認識はなくなっていると思いますが、当時2007年くらいはそんな肌感覚でした。
そんなこんながあって、卒論のテーマは「若者のエコ意識とエコ行動の関連性」という、一見林学にまったく関係なさそうな、行動社会学的なものになりました。
そこでの結論として、国内の森林問題を解決するためには、まず知られることが必要だということ、それから、問題の解決に寄与する行動の選択肢がより多く必要なのでは、ということです。
ややこしく書きましたが、要するに、いろんな人のいろんな温度に合わせたアクティビティがあればいいのになあと…
1)がっつり関わりたい→ライフワークとして森林・林業関係の仕事を探す
2)週末だけ楽しみながら関わりたい→森林ボランティアやNPO活動に参加する
3)そこまでアツい想いはないけれども…→モノを買うときに「FSC」や「国内材」などを選ぶ
ぐらいしかないような!!!3)に関しては、最近は都心のセレクトショップなどでも木材の供給元にもこだわった製品を目にするようになって、いい傾向だなと思います。
(といってもデザインが伴わなければ応援できませんが…)
2)に関しては、チェンソーズでもいろいろとお世話になっている森のライフスタイル研究所さんなんかは本当に上手に運営されているなあと…
気軽にレジャー感覚で参加できるものあり、参加の特典あり、行ったら行ったでアットホームな大人の部活動的居心地の良さあり…本当に、こういった団体さんにがんばってもらいたいです!!お前もな!って言われそうですが…笑
それで、チェンソーズを知るようになってからは、こんな選択肢があったらいいなと常に思っています!!
4)そこまでアツい想いはないけれども…→東京チェンソーズを応援する
チェンソーズが会社として、組織として強くなることが(必ずしも大きくなる必要はないと思っています)、国内の、少なくとも東京の林業がいい方向に向かうことにつながるような、
そんな会社なんじゃないかと思ったので入りたかったし、入ってからはそういう会社になるよう努めています。
応援するっていうのは、具体的にはFacebookで「いいね!」をくださったりとか、そんなことが嬉しいですm(_ _)m
会社好きすぎて気持ち悪いですね、すみません。。笑
チェンソーズを応援してくださる方の中でもいろんな温度差があって当然と思います。
一緒に山づくりをしてみたい!という方は「東京美林倶楽部」にご入会いただければすっごく嬉しいですし、山でゆっくり遊んでみたい!という方はいろんなワンデーイベントを随時やっております。
手ぬぐいを買って応援くださった方もいますし、現場に行く途中で声をかけてくださる地元の方がいたりと、本当に、周りの皆様のおかげだなあとつくづく思います。
そんな林業会社で働けるのはとてもラッキーです。
これからも、皆さんにもっと選んでいただけるような選択肢の幅を広げたり、中身を充実させたり、山仕事と両立していくのはとても大変ですが、新しい林業の可能性を模索してゆきたいと思っています。
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(飯塚潤)

この日記を書いた人

飯塚 潤子

飯塚 潤子

1984年生まれ。茨城県つくば市出身。東京大学林学科卒。国際見本市主催会社に4年、林野庁の外郭団体に1年勤めた後、「林業の現場をやりつつ、新しいことにチャレンジできそう」との思いで入社。2016年に檜原村へ移住、2児の母。

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