2016.04.05

学ぶこと

おはようございます。あっという間に春分の日が過ぎ、梅がほころび、桜が咲いてます。いまや葉桜です。この季節は移り変わりが早いですね(*_*)
車のルームミラーで後方確認をしたら、後ろの窓にカメムシがひっついていました…(絶対事務所からついてきた( ̄Д ̄))
これはKY的に言うと「カメムシに気をとられて運転操作を誤る危険がある」という危険要因ですね。(KY=危険予知活動のこと)
もはや季節の話とは関係ありませんが、そんなどうでもいいことを考えながら日々過ごしています。
ところで、弊社では月に一度、会議を行なっています。
1月の会議のときだったでしょうか。突然青木が「次回から持ち回りで勉強会をしよう」と言い出しました。
要は、私たちは林業に携わっているものの、木の生態や自然の仕組み、いろいろなことについて、実はきちんとわかってないんじゃないか?ということで、経験値の乏しい私たちは、せめて努力で補える「知識」だったり「情報」については、努力して積極的に得ようと、そういう意図だと私は理解しました。

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アイディアマン青木


いやー確かにそうなんです!!常々ブログとかでも「まだまだ勉強することがたくさんあります」とか言っておきながら、日々仕事に追われると正直勉強は後回しになり…よっぽど意識高く自律してないとナカナカ…イイワケでございますがm(_ _)m
なので、会議でみんなの前で発表するという決まりになっていると、やらざるを得ないので、逆に?頑張れる!
第1回目はオリエンのような形で青木が担当し、先日の第2回目を私が担当することになりました。「森林のはたらきーもくもく体操②を分解する」と題し、内容としては中学〜高校生物の授業をつまみぐいしたようなものでした。
光合成の仕組みについて改めて調べてみると、クロロフィルやら「カルビンベンソン回路」やら、そーいえば10年以上前にやったっけ…という懐かしのキーワードがイロイロ出てきましたε-(´∀`; )
あれですね、結局勉強って自分のためのものですね!やっといて得することはあっても損はしない!と、この歳になってつくづく思いますm(_ _)m
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なつかしの・・・!!!


高校のとき、「生態系(エコシステム)」という概念や、動植物の進化などを学んで、生物とは自らの命を守るため、あるいは遺伝子を残すためという、究極の目標(方針)のもとで動いているのだという、シンプルな原則を知って、すごく納得したというか、そこから「生物」という科目を好きになったような気がします。小中のころの「理科」は好きじゃなかったです。。
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愛用していた高校の生物参考書


樹種によって葉っぱの形や付き方はさまざまですが、どれもみんな工夫というか、淘汰というか、進化によって、彼らにとっての「最適」に落ち着いているのです。環境が変わればまた変わってゆくのも自然の摂理。
自然の摂理といえば、ちょっと前にSNSなどで話題になっていたこのお話、皆さんご存知でしょうか?
「弱肉強食についての疑問」
ベストアンサーがあまりにベストアンサーで、「そうそうそうそうそれ!」ととても同意をしました。「生物」という科目を学ぶということは、こういう思考回路を身につけられる、ということなんだと思います。
ところで今の日本の保育制度の有り様は、遺伝子を残そうという生命体の大原則に逆行しているような気もしますが、大丈夫なんだろうか日本人。
しかしここ檜原村はすごいですよ!東京都に居ながらにして
・待機児童ゼロ(゚▽゚)ノ
・保育費手当あり(゚▽゚)ノ
・村から出産祝い金あり(゚▽゚)ノ
・生誕祝い品で「檜原村の木のおもちゃ」がもらえる(゚▽゚)ノ(゚▽゚)ノ
(檜原村は東京都で2番目のウッドスタート宣言都市です!)
どうですか!若いご夫婦は移住したくなりませんか!!
村としても移住者対策をいろいろと支援してくれています。あちなみに私まもなく移住します。
そんなにいろいろしていただいたら恩返しするしかないじゃないですか!頑張ります。
私事で大変恐縮ですが、この度第一子を授かりまして、5月の中旬から産休〜その後育休へと入る予定です。
村の手厚いバックアップ、青木さんをはじめとする会社の皆さんの暖かいご理解・ご協力のもと、未熟ながら初めての育児も頑張ってまいります。
話があっちゃこっちゃしてしまいましたが、最後に私の大切な方からの・・・
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けろりと忘れてもいいんだ!
真にカルチベートされた人間になれるよう、がんばります。
(飯塚潤)

この日記を書いた人

飯塚 潤子

飯塚 潤子

1984年生まれ。茨城県つくば市出身。東京大学林学科卒。国際見本市主催会社に4年、林野庁の外郭団体に1年勤めた後、「林業の現場をやりつつ、新しいことにチャレンジできそう」との思いで入社。2016年に檜原村へ移住、2児の母。

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