2016.06.29

教えること

徐々に梅雨らしい日が増えてきましたね!
先週の木田ブログでは、LIFE=生き方、ということで締めくくっておりましたが、先週の満月の日に、私たち夫婦のもとに、新しいLIFE(命)が無事誕生いたしました。
個人的な事情ではありますが、この場をお借りしてご報告させていただきます。
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さて、前回の私のブログテーマは「学ぶこと」でしたが、今回は逆に「教えること」について。
チェンソーズでは7月を目処に新メンバーが増える予定です! 現場2名の方については産休&育休中の私はきっとほぼ関われず、なのだと思いますが、同じ船にどんな仲間が乗ってくるのか、とてもワクワクしています(>_<)
いかんせん、まったく違う環境へ加わってもらうので、どれだけ優秀な人でも、受け入れるこちらとしては、「教える」「伝える」ことが必須となります。
前職で「森林作業道作設オペレーター育成研修」という噛みそうなお仕事をやらせていただいていた関係で、少しだけ「コーチング」についてかじることがありました。
先日の月例会議でもそのDVDをみんなで共有し、3年ぶりくらいに改めて観てみました。
そのときにすごくハッとしたのが、「何回も同じことを言ってもわかってもらえない」のはなぜか?ということに対する回答が、
「同じことを何回も言っているから」ということ。
つまり、その言い方や説明のしかたでは、その人は理解しない、あるいは伝わらない、ということなのだそうです。
たとえば言い方を変える、やってみせる、言う人間を変えるなど、その人に伝わるように工夫し、試行錯誤すべきだとそこでは言っておりました。
一方で、昔ながらの「技は盗むもの」という方針も、選択肢の1つだと思います。
その人や状況によって、あらゆる言い方や教え方の中から最適なものを選択しなければならない…教えるということは、なにより自分が学ぶ=成長する一番の方法なのだなと思います。
とはいえ、方法論に執着するのではなく、大切なのは、本当にその人のことを思って、大事だから、成長してほしいから、という心構えで接すること!自分の自己満になっていないか、気をつけること。
…これから待ち受けている育児にもまったく同じことが言えるんだろうなと、このブログを書きながら、背筋が伸びる思いですm(_ _)m
林業という仕事ですが、組織として動いている点では、大手町の金融企業や港区のIT企業とおんなじです。
業界外からの刺激も適度に受けつつ、11年目もがんばっていきたいと…私は陰ながらになってしまいますが(;_;)…思っております!!
(飯塚潤)

この日記を書いた人

飯塚 潤子

飯塚 潤子

1984年生まれ。茨城県つくば市出身。東京大学林学科卒。国際見本市主催会社に4年、林野庁の外郭団体に1年勤めた後、「林業の現場をやりつつ、新しいことにチャレンジできそう」との思いで入社。2016年に檜原村へ移住、2児の母。

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