2019.07.14

きこりの育休

こんにちは。飯塚です。
突然ですが昨年11月末に第二子が誕生し、それに伴い1ヶ月の育児休業を取得しました。
男の僕が育休です。(もちろん妻も取得しています)
だんだんと男性が育児に参加することが多くなっているとはいえ、男性の育休取得率は低いままです。
(男性の育休取得率は平成30年時点で6.16%だそうです)
男性の割合が高い林業の世界ではどうなんでしょう?
今回は育児休業を取得しての感想を書きたいと思います。
育休を取得してみてわかりましたが、育児ってめちゃくちゃ大変ですね。
夏の下刈りなんて楽なもんです。
 
育児そのものも大変ですが、それに加えて家事もしなければいけないのでさらに大変!
世のお母さま方の苦労が分かり頭が上がりません。
特に上の子(※2歳児、絶賛イヤイヤ期)の保育園の送り迎えがあるとなおさら。
あっという間に時間が過ぎてしまうんですよね。
 
朝起きて、朝ご飯作って、子供が起きてくる前に保育園の準備して、洗濯機も回して。
子供が起きたらごはん食べさせる。←さらっと書いてるが一筋縄にはいかない。(イライラ)
ヤバい、もうこんな時間。
着替えさせる。←ココはもうイライラのピーク。ぐずぐずしてブチ切れることもしばしば。
車に乗せて出発。(雨の日はうんざり)
保育園に着くと、ギャン泣きする子をあやすお父さんや、保育園から脱走する子を追いかけるお母さん。
みんな大変なんだな、がんばれ!と心の中でエールを送る。
子どもを預けて家に帰ると洗濯物を干して、天気が良ければ布団干し。
下の子の沐浴をさせて、昼ご飯の準備。

助産院で指導してもらったときの様子


お昼を食べてやっと一息。
貴重な穏やかな時間もあっという間。
3時くらいに今日の夕飯何にしよう?←毎日の献立考えるの大変。
子どもを迎えに行く前に夕食の下ごしらえ。
もう迎えの時間。1日が終わる。。
子どもを迎えに行って帰りに少しお買い物。
帰ったら夕食を作って食べる、食べさせる。
洗い物をする。←ココですると後が楽!
お風呂の用意。
沸いたら子どもと一緒に入る。
出たら身体を拭いてパジャマを着せる。←これまた一苦労。
歯を磨くがこれまた大変。
寝室に移動し、子供を寝かしつけるがなかなか寝ない。←自分はすぐにウトウト。
ママがいい~と言って寝かしつけを妻に任せて寝落ち。
こうしてあっという間に1日が終わります。
 
 
僕は別にイクメン自慢をしているわけではありません。
世のお母さんはみんなやっているんです。
育休取得前も比較的育児に協力していたつもりでしたが、大間違い‼
自分がしていたことがほんの僅かだったことを実感。。
 
育休という略称も良くないですよね。なんかバケーションみたいで。
勘違いして何もしない男とか出てきそうだし。
育児研修ですよ。
どこかで育休は会社に穴をあけるからとマイナスに見られがちだが、
本当は育児研修を終えて成長して戻ってくるから会社にとってもプラスだ的な記事を見たことがあります。
確かに、限られた時間の中で効率よく家事ができるようになったような気がします。
 
 
女性の社会的地位を上げるには、パートナーが家事育児にもっと参加しますなければいけないと感じました。
国会討論でセクハラヤジを飛ばす野郎や、育児の愚痴をこぼす妻に「俺が稼いでやっているんだ」なんてほざいてる野郎には一度、育児をさせてやった方がいいんです。
家事、育児なんて簡単でしょ?どうせ家でぐうたらしてるだけでしょ?みたいな前時代的な考えの人が未だにいるのだから日本は遅れていますよね。
最後に育休取得に当たり、快く承諾してくれた会社にはとても感謝しています。
特に現場には迷惑を掛けたと思います。
そのせいか育休明けはS軍曹率いる戦場のような現場に送り込まれました。
 
(飯塚)

この日記を書いた人

飯塚 達郎

飯塚 達郎

1986年生まれ。埼玉県新座市出身。琉球大学農学部卒。食品製造の工場勤務を1年経た後、「自然の中で働きたい」と転職。愛読書は植物図鑑、渓流釣りが趣味。ツリークライミング®ジャパン公認ファシリテーター。

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