2021.11.24

山男のガチャ「ウッドデザイン賞」優秀賞受賞

山男のガチャが、林野庁が進める第7回「ウッドデザイン賞2021」ハートフルデザイン部門コミュニケーション分野で優秀賞(林野庁長官賞)を受賞しました(2021年11月24日)。
山男のガチャは、木を1本まるごと使い切る取り組みの一環であり、売り上げは地域の森づくりに直接支援できるものです

 

ウッドデザイン賞は、木で暮らしと社会を豊かにするモノ・コトを表彰し、国内外に発信するための顕彰制度で、林野庁の木材利用促進事業のひとつ。
10月14日に発表された入賞作品(191点)の中から、今回、最優秀賞などの上位賞が選考されました。

選考についてこのように評価していただきました。
「土産品としての木材雑貨は実に多く存在するが、単体ではなかなか売れない。玩具のガチャガチャをヒントに、木製プロダクトを製作、販売するというユニークなアプローチがとても良く、何が出るかわからない楽しみもある。すでに多摩エリアで30箇所以上設置されており、山側への利益還元の新たな試みとして評価した」。
詳しくはこちらでご確認できます。

 

■山男のガチャ 担当者コメント(飯塚潤子)
弊社の「山男のガチャ」がこの度「ウッドデザイン賞2021」において、林野庁長官賞をいただきました。いつも製造をお手伝いしてくださる方はもちろんのこと、快く設置させてくださり、両替や不具合等ご対応くださる設置店のみなさま、そして購入やSNSでの発信をしてくださるみなさま、また、小さな会社の小さな取り組みを記事にしてくださった各種メディアのみなさま、本当にありがとうございます!

 

今回受賞したカテゴリは、「ハートフルデザイン部門」の「コミュニケーション分野」、サブカテゴリは「ビジネスモデル」です。

 

「山男のガチャ」はただのガチャにあらず、東京のきこりが伐採した木を1本まるごと活かそうという取り組みの中で生まれたもので、枝や細い丸太を活かし、製造の一部は村のシルバー世代に委託しています。
購入者にとってはMade in檜原村の気軽なお土産品として、また、無垢の木材の手触りを楽しむ生活の小さなアイテムとして楽しんでいただけるよう、新ラインナップも少しずつ増やしています。

 

私が一番好きなエピソードは、ガチャをじっと見つめる小さな女の子に店員さんが「どれが欲しいの〜?」と話しかけたところ、「このおじさん」(=チェーンソーを持った城定くん)をご指名くださったという話です。
おじさんは出てこないですが、林業会社の夢と希望を詰め込んだガチャカプセル、どうぞみなさまもどこかで見かけたらぜひお楽しみください!

 

山男のガチャの設置箇所はこちらになります。