2022.05.14
D&DEPARTMENT TOKYOで”「木の一生にみる山のしごと」展”開催
山の仕事と街の暮らしについて考える「森と街をつなぐ山のしごと」展(2022年5月14日〜8月14日)。第一弾の「木の一生にみる山のしごと」が始まりました(6月12日まで)。
苗木を植えることに始まり、木の成長に応じて、山の仕事は続きます。
まず初めが植栽です。小さな苗木を袋に入れて、1本ずつ手作業で山に植えます。そのあと、植えて7年目ころまでは、苗木が雑草に負けないよう、周りの草を刈る”下草刈り”。次いで、枝を落としたり、(枝打ち)、混みすぎた木を間引く(間伐)ことで、木の健全な成長を促し、同時に森林内の環境を整えます。
こうして育てた木が伐採され、製材〜乾燥の工程を経て、製品として私たちの暮らしに関わってくるのが、おおむね70年を過ぎてから。
同展では、こうした木の一生ともいえる一連の流れをパネルと実物を使って展示。
担当する副店長の平田鈴乃さんは「今回の展示は森と街をつなぐことが軸になってます。展示を通して、国産材、とくに東京の木を生活に取り入れることを提案したいです。そしてそれは、森林の大きな循環の一部なんだということに気づいてもらえたらと嬉しい」と話します。
スペースの一角では、弊社と共同開発したコーナーシェルフ、バルコニーテーブルも。コーナーシェルフは、節や虫食いなどで定番を外れたパーツを選んで、自分だけのオリジナルが作れる会期限定の販売もあります。
営業は土・日・祝のみの12:00〜18:00(耐震補強工事中のため)。詳しくはこちらをご覧ください。