2015.07.15

山のいまを伝える

こんにちは!東京チェンソーズ大塚です(*^ ^*)
「東京チェンソーズ on the hill」を卒業して早1年・・・
気づけば私も林業3年目のシーズンを迎えています!
1年目は思う存分(?)現場仕事をどっぷり経験させていただき、
2年目は、イベント関係や広報、森林経営計画づくりなど、現場以外の仕事も多く経験させていただきました。
果たして3年目は・・・??
自分としては、まだまだ現場の技術、経験がまったく足りていないと思います。
かといって、現場メインで稼ぐ人間でないことが明確である以上、現場だけ出ていればいいわけでもなく・・・
とにかく、目の前の仕事を粛々と、着実に、丁寧に。常に考えることを意識して。
という所存です。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
sawagani
沢沿いの下刈り現場にて。サワガニ。目が可愛いです!
ところで、先日会社のホームページを一新したのですが、そのタイミングで旧「理念と方針」を改め、
企業理念」としてブラッシュアップしました。
私がこの会社でぜひ働きたい!とついつい騙された根源がこの理念なのですが(笑)、
その中の1フレーズ「山のいまを伝え」という一文を、本日のブログのテーマにしたいと思います。
***
とある下刈り現場にて。ここは電波が入らないため、1時間毎の休憩中はスマホの罠に陥ることなく、
ぼーっと過ごすことができます。
image
あ、尺取り虫。
よく見るとこんな感じです。
image(顔はオマケ)
尺取り虫はこのように動きます。
image
遠目で見ると、こんな感じ。
image
激しくヘドバンして次の一歩を決めるのです。
尺取り虫の他にも、トンボやアブ、蟻やらなんやら、山には虫がたくさんいます。
5〜10分の休憩の間、彼らをぼーっと見ながらカリカリ梅を食べ、キャメルバッグで水分補給し、
近くの苗木にツルが巻いていれば剪定鋏で取ってあげます。
10分の休憩のあいだ、この尺取り虫くんはさんざん迷った挙句、同じ葉っぱの上を
行ったり来たりしていました。image
彼がなにをしたいのかどこに進みたいかを明確にしてくれれば、
なんなら私がつまんで運んであげれば100倍早いかもしれないけど
自然界とはそういうものなのかなと、哲学的なことを考えたりしています。
image
みなさんもぼーっとしたいときは山で体育座りすることをオススメします!
(大塚)

この日記を書いた人

飯塚 潤子

飯塚 潤子

1984年生まれ。茨城県つくば市出身。東京大学林学科卒。国際見本市主催会社に4年、林野庁の外郭団体に1年勤めた後、「林業の現場をやりつつ、新しいことにチャレンジできそう」との思いで入社。2016年に檜原村へ移住、2児の母。

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