2016.06.22
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今度の7月1日で東京チェンソーズは満10歳の誕生日を迎えます。30代(ギリギリ)だった僕も40代(ギリギリ)です。”since 2006″。みうらじゅん先生がいま非常に推している”since”ですが、もう10年なので使っていいのかもしれませんね。
10年前の今日、僕らはカヌー、ではなく青木の家に泊まり込んである重要案件の決定会議を行なっていました。社名です。社名についてはその前月下旬からはおもに五日市街道の「ガスト」で話していましたが、もうそろそろ本気で決めなくてはとこの日の”合宿”となったのでした。
社名を決める前に僕らがやりたいことを言葉にしました。
「東京の木の下で/地球の幸せのために/山のいまを伝え/きれいな水と空気を再生し/持続可能な森林(もり)を育みます」
僕らの立ち位置、目的、方法、目指すものを述べたもので、その後、会社の「理念」となる言葉です(2015年一部改定)。社名もほどなく決まりました。当初から候補に挙がっていた「東京チェーンソーズ」。数日後、音引をなくし「東京チェンソーズ」としますが、立ち位置と仕事内容がよく分かる名前だなと思っています(チェンソーの販売会社と勘違いされたこともありますが)。
さて、午前3時もすぎ、ブラジル戦が始まりました(ワールドカップ2006・ドイツ大会)。スジガネ、ではなく、現・木林士代表・水出君を除いてみんな寝てしまったので結果は分かりません。
朝になり、またいつもの生活が始まり、青木以外の3人で同じ現場に入り間伐をしました。午前中は頑張りましたが、昼食後の昼寝が長引き…..。
前回のブログ「LIFE」で書き漏らしたこと。それは、僕らは木を植え、育て、街へ送り出す仕事を通じて、すべての地球の人たちによりよい生活(LIFE)のひとつのありかたを提案しているんだということでした。
この日記を書いた人
木田 正人
木田 正人
1966年生まれ。青森県弘前市出身。日本大学農獣医学部卒。雑誌記者など出版界勤務後、「人のため、地球のための仕事」をしたいと思い、林業を志す。東京チェンソーズ設立当初から森林整備と広報を担当。