2016.08.21
2016夏
ご無沙汰しております。飯塚です。
久しぶりの投稿になってしまいました。気が付けば夏も終わりそうですね。
我々チェンソーズがこの夏何をしていたかというと・・・。
そうです。下刈りです。ひたすら草を刈っていました。
この下刈り作業はひたすら暑さとの闘いで、
テレビやラジオなどで「屋外での運動は避けましょう。」と注意されるような陽気の中、
1日中機械を振り回して山の斜面を行ったり来たりするのです。
お昼休みに沐浴する伏見。
この暑さを乗り切るために社員はただ耐えるしかないのですが、少しでも暑さを軽減するために工夫を凝らしています。
大活躍しているのがハイドレーションシステムです。トレイルランナーが背中に背負ってチューブでチュウチュウするヤツです。
そして、今年新たに導入したのが・・・。
空調服です!
空調服を試す伏見
服の脇にファンが取り付けられていて外気を服内に取り込める仕組みです。
取り込まれた外気は体の表面を流れ襟や袖から外へ抜けるようになっています。
体表面が常に空気の流れることで涼しいというわけです。
が、しかし!
刈払機は肩からバンドでつりさげて使用するので空気の流れが遮断されてしまい、あまり涼しくありませんでした。
リュックなんか背負ってしまったらもう。。
空調服を脱いで清々しい顔の伏見
そんなこともあろうかと空調服さんからは空気の流れを確保できるサポーターもあるそうです。
来年は試してみるか・・・。
下刈り作業での闘いといえばもう一つ。
蜂です。
下刈り現場は日当たりが大変よろしく、蜂たちがおうちを建設するのには絶好の場所となっています。
なので作業中、巣にバッタリ出会うことしばしばです。そんなときは勿論ブスリとされることもあります。
ミツバチのように可愛らしいハチさんだったら大歓迎なのですが、相手はスズメバチです。結構痛いです。
おでこを刺された
(※定期的に蜂アレルギーの検査を行っており、医師からエピペンの処方と十分な説明を受けているので、アナフィラキシーショックの知識は持っています。また、刺された後は吸引機を使って毒を吸い出しています。)
今年はなぜかハチの巣が多く、ある週では毎日のように犠牲者が出るほど。
(※ちなみにアシナガバチはカウントしてません。)
毎朝、誰がどこに入るかを決めるのですが、そこで巣のある場所に割り振られれば刺される可能性は大なわけです。
神様にもてあそばれているかのようです。
しかし、我々も刺されておめおめと逃げるばかりではありません!
山仕事歴7年目の佐田はハチスプレー片手に、刈払機でズバッ!
霊長類なめんなよ!!てな感じで仕返しをしたり。
てな感じで、楽しい夏を過ごしているチェンソーズのメンバーです。
え?全然楽しそうじゃない?
そんなことないですよ!
たまにカワイイ子ウサギなんかに出会えるし。
キレイな景色なんかも見れますしね。
毎年同じ現場に入るので苗木の成長を確かめることもできますし。
なにより蜂と暑さに耐えて現場を無事に終わらせることができた時の達成感はいいものです!
夏の終わりまであと少し!頑張るぞー!
飯塚達郎
この日記を書いた人
飯塚 達郎
飯塚 達郎
1986年生まれ。埼玉県新座市出身。琉球大学農学部卒。食品製造の工場勤務を1年経た後、「自然の中で働きたい」と転職。愛読書は植物図鑑、渓流釣りが趣味。ツリークライミング®ジャパン公認ファシリテーター。