2018.06.06
雨の日は
こんにちは。
もうすぐ入梅ですね。
今日も雨で現場はお休み。
林業って雨の日はどうしてるの?という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、今回は雨の日のオシゴトを紹介。
雨量によっては稼動できる現場もあります。たとえば危険度の少ない歩道整備や測量、調査など。
下刈りも炎天下よりも熱中症のリスクが低くなるのでやります。
後は重機に乗る仕事もやったりします。
現場ができないような雨量の場合は、
大雨が降りそうな日が事前に分かっていれば会議や打ち合わせを入れたり。
事務仕事をしたり。
何もやることがなければ休みにしたり。
しかし、やっぱり雨の日といえば機械整備が楽しいです。
この日はどの現場も休みにしてみんなで機械整備。
普段はできない大掛かりな整備をして見ます。
壊れて倉庫に眠っていたチェンソーたちをより集めてひとつに合体!
壊れた260、3台を1台に!
339、2台を1台に!
研修生の教材にぴったり
知識がないときは複雑な鉄の塊に思えていましたが、今はプラモデルみたいなものです!
とはまだいきません。
こういうエンジンが生きているものを組み合わせて1つにするのは以外に簡単なんですが、
エンジンが調子悪いものを修理するのって難しいですね。
そんな機械は症状から悪い部分を特定する内科的な知識判断と
悪い部分を修理交換する外科的技術を必要とします。
外科的なものは道具や費用なんかも関係しますが、内科的なものは知識がなければさっぱりです。
けっこう的はずれなことをして一向に直らないなんてことも多々。
この機械もキャブを乗せ変えて動くようになったのですがアイドリングが安定しない。
いろいろ調べるとオイルシールが原因の可能性が。
こいつは入院です。もしかしたらベアリングまでいってるかも。。
古い機械なのでソコまでは交換しませんが。
点火式
サンコイチにした機械はしっかり動きました。
ニコイチにした機械はシリンダーの傷のためか調子が良くないです。。
こいつも入院。
さあ、今日はどいつを治そうかな。
飯塚
この日記を書いた人
飯塚 達郎
飯塚 達郎
1986年生まれ。埼玉県新座市出身。琉球大学農学部卒。食品製造の工場勤務を1年経た後、「自然の中で働きたい」と転職。愛読書は植物図鑑、渓流釣りが趣味。ツリークライミング®ジャパン公認ファシリテーター。