2020.11.12
緊急時対応訓練
日に日に寒くなって来ましたがいかがお過ごしでしょうか。
10月22日の事です。毎年恒例の緊急時対応訓練を行いました。
山の作業では、チェンソーで足を切ったり、急斜面からの滑落、刈払機で体を切ったり、蜂に刺されてアナフィラキシーショック、熱中症などなど…例をあげたらきりがないほどの危険があります。
事故が起きないように日々創意工夫をしておりますが、山では絶対安全ということは無く、万が一事故が起きてしまったときにパニックにならずに適切な対応が出来るようにこのような訓練をしております。
今年はウィルダネスメディカルアソシエイトジャパン(WMAJ)さんから講師を2名派遣していただき、基礎からみっちり勉強しました。
ウィルダネスメディカルアソシエイトジャパン(WMAJ)とは、ウィルダネス(病院での医療的処置を受けられるまで時間を要する状況)で、いのちをつなぐ救急法、野外・災害救急法のトレーニングを提供している団体です。
午前中は傷病者の評価や処置の方法を勉強し、午後は実際に事故が起きたときの対応を訓練しました。
傷病者の役をする人は血糊をつけたり、例年より緊張感のある訓練ができました。
今年もあと2ヶ月、この訓練が現場で実際に役に立つような事故が無いように日々精進してまいります。
この日記を書いた人
長谷川新平
長谷川新平
1989年生まれ。福島県会津出身。東京農業大学栄養科学科卒。前職は栄養士、造園業。大学で山岳部に所属していた経験から、山の中で体を動かす仕事がしたいと思い入社。