2021.12.14
輝く端材たち
皆さんお久しぶりです。
これで入社して投稿も3回目。高橋です。
今日は工房で出る端材について。
工房では日々製品への加工が行われていますが、その過程ではたくさんの切れ端が出てきます。
それが木材業界における端材の出所。
それだけでなく、使えないサイズの枝だったり、山に捨てられてしまうタンコロなんかもあります。
まあこのあたりは端材とは言わないかもしれませんが・・・。
冬になれば薪ストーブの燃料としても活躍してくれているので、
しっかり利用されてはいるのですが、個人的には端材にも輝くものがあると感じています。
色が綺麗な広葉樹、ストレスがかかり杢が出ているもの、根っこの切れ端など木目の特徴的なもの。
こんなにたくさん。
そんな端材で何か作りたい!と考えて、自分の好きなものを作ることにしました。
そう、”ボールペン”です。
完全な趣味の世界ですが、個人的には満足いくものができています。
これは黒檀の端材を使って作ったものですが、金具も含め全体的に統一感のある仕上がりに。
他にも、
こちらはツバキの縮杢(ちぢみもく)が出ているもの。
通常の木目以外にも横に光沢が入っていて、とても綺麗な仕上がり。
活用されなければ捨てられてしまっていた端材ですが、
小さな加工品にすれば、このように再び輝きます。
木材は余すところなく使えるものです。
燃料にしてしまう以外にも、たくさんの方法があるはず。
個人的に、今後も端材の活用方法を模索し、趣味で木工を続けたいと思います。
あ、もしも購入したい方いたら、個人的に連絡ください笑
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この日記を書いた人
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高橋 和馬
高橋 和馬
新潟県越後湯沢町出身。北海道大学生命科学院卒。食品メーカーで11年勤務した後、持続可能な世界の実現、環境問題への取り組みがしたいという想いから転職。趣味は登山、アウトドア全般で、日本百名山踏破を目標に休日は全国を飛び回る。1985年生まれ。【目標】人と自然の関わりを増やす