2022.04.19

コロンブスの卵

みなさんこんにちは!

檜原森のおもちゃ美術館のミュージアムショップCruChoi (くるちょい)店長の塚本です。

寒がりな自分にとって、初めて体験する檜原の冬は東京とは思えない寒さでしたが、無事に春を迎えることができました!

今となってはキリッとした冬の朝と夜の星が懐かしい・・・でもそれはまた今度の冬で良いですf^-^;

さて、今日のタイトルの「コロンブスの卵」ですが、そんな季節の話とはまったく関係のないお話です。

新大陸を発見したコロンブスが、宴席で「このゆで卵、立てれる?」と皆に質問をしました。

そして、みんながうんうん悩んでいる最中、自らゆで卵のお尻をつぶして卵を立たせ「どや、すごいやろ」と言ったお話です(雑ですみません)。

作り話だという説もあるお話ですが、「前例のないことや、新しいことを最初に行うのは難しい」と言ったことを表す慣用句として使われたりしますね。

今回はこの言葉の意味をいろんな角度から読み解いていったり、実際にどんな場面で使うのかと言ったようなことは一切しません_笑

今回は卵の立て方についてのお話です!

この冬はおもちゃ屋さんの店長らしくコマ遊びに興じていたのですが、いろんなコマを回しているうちにあることがわかったんです‼︎

それは・・・

卵ってお尻をつぶさなくても回すと立つんです‼︎

すみません。コマに関わる方ならご存知かもしれませんが、酒屋からおもちゃ屋になった私からするとなかなかの衝撃でした。

そして面白くて面白くて、卵型のものを見るととにかく回す回す・・・

気付くとついに我が家の冷蔵庫の扉を開け、卵ケースに手が・・・(妻に怒られ未遂に終わり、大事故は防ぐことができました)

すみません、話が脱線していきましたが、実際下の写真のような感じで回りながら立つんですよ!

もひとつおまけに!

たまごコマという商品もあるのですが、写真は握って木の感触を楽しむ木の卵を回してます。

シンプルな形なんですが、その立ち姿がなんとも神秘的で、お店でお子さん達に見せてあげるとマジックでも見せたかのような「おぉ〜‼︎」の声が上がります(スタッフは「またやってる」と思っているかもしれませんが)

回し方は下の写真のように横向きでお尻を少し上に上げた状態で弾くように回します。すると自然と縦型になり、立ちながら回り出します。不思議ですが必ず頭が下になり、お尻側では回りません(物理得意な方今度教えてください!)。

冒頭のコロンブスの卵の話に戻りますが、この卵を回し立てる術を覚えた時に、コロンブスの前で見せたら驚くかなぁ、などと考えておりました(妄想家です。はい)。

でも、調べてみるとコマの歴史はとても古く、エジプトでは紀元前の木製コマが発見されているそうなので、すでに卵型の物体が回りながら立つことは知られていたかもしれないですね。やはり1番最初になることはなかなか難しいなと、コロンブスの卵の真意がわかったような気がする春の訪れとなりました。

あっ!檜原森のおもちゃ美術館にも、檜原村のヒノキをふんだんに使ったヒノキのたまごプールがあるので、ご来館の際は周りに気をつけて回してみてくださいね(^-^)/回し方がわからなければCruChoi (くるちょい)まで是非聞きに来てください‼︎

この日記を書いた人

塚本壮二

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