2020.03.09
これまでとこれから
こんにちは、木材加工販売担当の関谷です。
今回は僕が東京チェンソーズで歩んできた木工の遍歴をしたためておきたいと思います。
チェンソーズと僕の関わりは、なんだかんだで約7年になります。
その内木工で関わり出したのは4年前の2016年。
チェンソーズは当時丸太を板に製材し自社で天然乾燥した後、直接工務店等に販売する試みを始めこれから林業の6次産業化を図って行きたい!という状況でした。
その頃僕は職を転々とした後、個人で木工製品を製造販売していたので最初はチェンソーズから外注される形でワークショップ用のスプーンを作ったりコースターやおもちゃなどを作ったりしていました。
今でもその頃の事はよく思い出します。
「あの狭い空間で枝を切ったり、スプーンを作ったり、あそこから始まったんだよな」と。
*当時は実家の少し広めの廊下に100Vの機械を詰め込んで作業していました。
それから徐々に木工製品の比重が多くなっていき常勤アルバイトとしてチェンソーズに所属、
僕が所持していた機械を買い取ってもらうような形で簡易的な工房を構えました。
場所は檜原村の「柏木野」という地域。
元々は建設現場で使われる単管パイプの管理保管場所に使用されていた建物の様ですが、入口も広く電気の配線も巡っていたので工房にするには良いかなと思ってその場所をお借りすることにしました。
*引越し当時の様子がこれです↓
それからは様々な仕事に追われる日々。
時には山仕事の現場メンバーにも手伝ってもらいながら何とかやって来ました。
*こんな雑多な時期もありました↓
そして昨年11月。
檜原村の小沢という地域に建った「おもちゃ工房」を使用させて頂ける事となり今に至ります。
檜原産材をふんだんに使用した木造の施設。
機械も勿論立派なものが揃っています。
*スタート時↓
*現在(作業途中)↓
チェンソーズ木工人生4年越しで、今「新たなスタート」であると感じ、これからより良い木製品を皆さんにお届けできる様に精進して行く事を胸に刻む今日この頃です。
いつも僕の話は長くなってしまうので途中書きたい事を大分端折っています。
最後に思いの丈を放出して終わりにしたいと思います。
この4年間を振り返ってみて、大変な時期もあったし辛いこともありました。
ですが代表青木の思いに共感し、それを共に目指し支えるメンバーに助けられ、イベントや業務で出会う人々に刺激を受けて今日この日をチェンソーズの社員として迎えられている事を本当にありがたく思っています。
まだまだ至らない点も多い僕ですが、どうやら人より「木が好きな人間」である事は間違いない様なのでこれからも木を愛し多くの人に自然の恩恵を届けられる様に頑張りますので、暖かく見守っていただけると幸いです。
以前工房として使っていた柏木野の建物は「一本まるごと」に付随する様々な木材の保管場所として生まれ変わっております。
僕にとっては思い入れのある場所なのでこれから先も「お客さんに見せたくなる木材置場」を目指して管理していきたいと思っております。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
東京チェンソーズ木材加工販売担当、関谷駿でした。
この日記を書いた人
関谷 駿
関谷 駿
1992生まれ。東京都羽村市出身。東京環境工科専門学校卒業。その後、造園土木、林業、木のおもちゃ工房などの職を経験。チェンソーズでは木材加工を担当。10歳から木工が趣味で、たいてい実年齢より上に見られる。