2021.11.24
三方良し。
こんにちは。思です。
最近、お寺の裏山の城跡に続く歩道の整備を任されてやっていました。
3年計画の3年目、昨年やってしんどかったので任された時は難儀な現場を任されたものだと思い、
何度も現場を踏査して頭を絞って絞って、どうやったら楽に上手くできるのか日々考えました。
機械を効果的に使い、工程や無駄を減らしてコストカット。
そういった中、考え過ぎて眠れない夜もありました。
ですが、その甲斐もあり工期も大幅に短縮、発注者である役場の人には完了確認で満足して頂くことが出来ました。
ある日、作業をしていると観光客の方が登ってきたことがあり
「ずっと上から整備してきたんですか?とても歩きやすい道になりましたね」と褒めて頂くこともありました。
そして自分自身も頭痛かったですが考えて仕事するのが楽しく、利益もそこそこ出すことができ
現場が終わってから、ひょっとしてこれって売り手良し、買い手良し、世間良しの三方良しじゃね?と思いました。
ビジネスの場ではWin-Winなどとも言いますが、そこに利用する人や林業の場合は山主なども入ってきて
もっと大きく言えば社会にとって良いか?ということになってくると思うのですが、三方にも四方にも広がっていければ
良い仕事をしたということであると思うし、自分のやり甲斐もまた出てくるのではないかと思った現場でした。
この日記を書いた人
思和人
思和人
大阪府茨木市生まれ。13歳の時に『木を植えた男』というアニメーションに感化され16歳で林業を始め、三重、和歌山、山梨の3県で林業経験を積む。途中、世の中を見る為バックパックを背負って1年半アジア24ケ国を旅した。好きな国はタイ。国際情勢と経済に興味がある。趣味は資産運用。1977年生まれ。