2020.03.25
木材と材木と
春ですね。最近は山に行かずに枝との対話をしています。
心を無にして枝を磨いていると別のステージに辿り着いた気持ちがします。吉田裕貴です。
さて、林業といえば木材を扱う仕事です。山で伐った木を市場に出したり、製材所に出したり。
東京チェンソーズがチェンソーズらしいのは、『木材』だけではなく『材木』も扱うという所。製材した材木を乾燥させて販売しています。大きい機械も工場も無いので、数は限られますがFSC材をお探しの方はぜひご相談ください。
『材木』といっても、何も製材したものだけではないのでは?枝や葉っぱ、樹皮や根株だって立派な素材です。普通なら山に置いていかれている『材木』達も使う人のイメージひとつで素敵な素材に生まれ変わります。
そんな素材達を実際に手に取って香りを感じていただきたく、開催したのが【1本まるごと展】。
今週末3/29(日)までの開催予定でしたが、東京都の外出自粛要請等の昨今の状況を鑑みて今週末の開催は中止とさせていただきます。ご来場を予定していただいていた皆様大変申し訳ございません。また別の機会でチェンソーズの素材に触れていただける様企画致します。もちろん、山の見学も大歓迎です!!
また、短い期間でしたがご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。皆様に頂きました様々なご意見・ご感想など、今後形にしていけたらと考えております。
町はコロナでてんやわんやしていますが、山の中は今日も平和。
いつもと変わらぬ景色といつもと変わらぬ川の音。
くるくる回るとんびを見ながら今日も枝磨き。。。
そういえば、誰かさんが動画を撮っていたような・・・?
乞うご期待!
おしまい。
この日記を書いた人
吉田 裕貴
吉田 裕貴
1986年生まれ。宮城県仙台市出身。東京都市大学環境情報学部卒。地元の工務店で勤務の後、木材を使う仕事から木材を生み出す仕事がしたいと思い林業へ転職。