城定インタビュー

林業未経験で入社。8年目の今年、林業架線作業主任者を目指す

 

 

 

 

 

城定 鷹也(林業事業部)。1991年生まれ。東京都八王子市出身。日本文化大学 法学部法学科卒。東京上野でアパレル業に3年勤務後、地元の自然に恩返ししたいと思い2016年に入社。趣味はキャンプ。


林業をやりたい。チェンソーズなら地元の自然に貢献できるのでは

―入社のきっかけを教えてください。

自然の中で働きたかったというのが一番です。昔から外で遊ぶのが好きで、キャンプや、軽く登山もやっていました。

―前職は服飾関係ですよね?

そうです。友達と一緒に服を作って販売していました。それを3年くらいやっていましたが、経営的にあまりうまくいってなくて、それでメシを食っていくのはキツいなと・・・
で、そろそろやめようかな、代わりに何をやろうかなと考えたとき、自然の中で働きたいという思いが出てきたんです。それで自然なら林業だろうと思いつきまして…

―林業に縁はあったんですか?

いえ、林業をやってる人が周りにいた訳じゃないんですが、なぜか・・・。そんなとき、ちょうど「YAHOO!ニュース(※)」でチェンソーズのことを知りました。
※「“東京の林業”だからできること 補助金頼み脱却への挑戦」(2016/6/1)

―どう思いましたか?

東京で林業をやっている会社があることに驚きました。林業をやるなら地方に行くんだろうと思っていたんですが、チェンソーズでなら地元の自然に貢献できると思いました。それでチェンソーズのことを調べたところ、ちょうど募集があったんです。

―林業未経験、前職とは全然違う仕事ですが、不安はなかったですか?

たぶん不安はあったと思います。体力的に大丈夫かなと・・・でも当時25歳だったのかな、、20代も後半になってましたので、手に職つけるなら早いほうがいいし、やるなら今しかないくらいの気持ちでいました。

―そして応募へ。

ハローワーク経由で応募しました。募集期限の2〜3週間前ぐらいだったと思うんですが、窓口の人にもう十数人も応募していると聞いてちょっとキツイかなと思ったことを覚えてます。

―入社できなかったらどうしようとは考えていましたか?

それなら別の会社を受けようかなと思っていました。落ちたら落ちたで考えようという気持ちだったので、他は全然探してないです。

―そうして無事入社が決まりました。初日のことなど覚えていますか?

同期入社が自分を含めて3人いて、事務所でまずは月曜の朝ミーティングに参加し、その後会社の説明がありました。その中で社長の話があって、吉野の山の写真を見ながら「こんな森を作りたい」という話を聞いたことを覚えています。


現場で各種作業を経験

―初めはどんな現場でしたか?

林内の歩道づくりです。面白かったですね。

その次が下刈りでした。初めは大鎌だったんですが、そのあと、研修を受けて刈払い機を使いました。その現場では先輩についていくのがやっとでしたね。

―同期3人は同じ現場だったんですか?

一緒です。いろいろと分からないことを相談し合ったりできたんで良かったです。
その下刈りのあと、枝打ち、間伐と続きました。

―先輩にはいろいろ聞けましたか?

僕ら自身、何が分からないかも分からないところもあったんですが、達郎さん(飯塚達郎、現・林業事業部長)にはいろんなアドバイスをもらえました。

―どんなアドバイスだったんですか?

なぜ枝打ちするのかとか、その効果だったり。自分で勉強したことを惜しみなく教えてくれるんです。その後の別の現場でも作業全般について逐一説明をしてくれ、またやって見せていただきました。

―間伐現場ではチェンソーでの伐木もしたんですよね?

しました。

―初めてだと怖かったんじゃないですか?

いや、怖いという感覚はなかったですね。
ただ、現場でチェンソーを使う前に社内教育で講習を受けたんですが、そのとき達郎さんに「怖いという気持ちを大事にしろ」と言われた記憶があります。

―途中から緑の雇用生となりましたが、どうでしたか?

良かったですね。集合研修では他の会社の人もいて横の繋がりができました。
先日、森林組合がやってるタワーヤーダの搬出現場を見学させてもらいましたが、それもその繋がりですね。

―そういう関係が続くのはいいですね。ところで、そういった研修では他の会社の様子を聞いたりしたと思いますが、なにか感じたりはしましたか?

そうですね、会社によってはひとつの作業しかやったことがないという人もいて、それに比べるとチェンソーズはいろいろな作業が経験できるのは良いと思いました。
あと、現場の話なんか聞いてると、他の会社というか林業は、基本的に泥臭いんですよ。個人的には、チェンソーズももうちょっと泥臭いところを出した方がいいなと思っています。。


(泥臭い仕事No1?丸太くるちょい後の様子ー城定日記「くるちょいⅡ」より)

―5年目で八王子のある現場のリーダーを務めることになりましたね。施設の裏山で作業道を作って間伐するという現場でしたが、何か不安などはありましたか?

大きいところでリーダーをやったのは初めてです。
不安やプレッシャーという訳ではないですが、作業道づくりなどやったことのない作業があったので、そこは先輩に見てもらいつつやりました。しばらくすると自分一人でできるようになってきたんですが、そうなるとますます楽しいですね!

―施設の担当の方ともよく話をして進めたんですか?

わりと頻繁に現場を見にくるので話はしてましたね。作業したところが綺麗になったと喜んでいただけたので良かったと思っています。

現場の状況を考慮しながらではあるけれど、有休は取りやすい

―典型的な1日の動きを教えてください。

普段は7時半に会社の駐車場に集合して、車に分乗して各現場へ向かいます。終わりは4時〜4時半に機械を止めて下山。駐車場に戻ります。

―現場は何人で入ることが多いですか?

多くて4人くらいですね。なので2現場、同時稼働することが多いです。

―お休みは?

イベント等がなければ土日休み。有休は現場の状況を見ながらですが、取りやすいですね。有休に関しては事前にチームや事業部長に共有して、夏休みや正月休みを延長するのに使わせてもらうこともあります。

林業架線作業主任者を目指し勉強中

―いろいろな作業がやれるのがいいということでしたが、その中で特に好きな作業はありますか?

伐採・搬出ですね。
僕は搬出が林業の花形だと思っていて。何十年もかけて育ったものを収穫する訳じゃないですか。戦後に植えられた木が伐期を迎える今だからこそ、ある意味一番おいしいところをやらせてもらえていると思ってます。

搬出は育林や造林とは少し違って、機械がいろいろあって、それに応じて作業方法もいろいろなので、それをどういう組み合わせてシステムを作るか考えるのが好きです。
こうやって出した方が効率いいんじゃないかとか、最近1番好きですね。ない頭を使うのが楽しいです笑

―ところで今、架線搬出の研修に行っているんですよね?

そうです。林業架線作業主任者の研修です。東京都主催で、全部で100時間あります。今、半分くらい終わったところですね。

―受講生は何人いるんですか?

5人。僕以外は搬出メインの会社の人です。1人同い年がいるほかは、皆さん年齢は一回り上くらいです。

―最終日に試験があるそうで。

そうなんです。
内容は数式ばかりで難しいです。今のところ、自信はないです、まったく(笑)

ーでも、試験に受かれば搬出の架線が張れる主任者になれる? 一番やりたいことなのでは?

そうなんです。それをやるのが僕の中では林業の一番の花形なのでやりたいし、なんとか受かりたいです!


新しい人が入ってくるのは楽しみと話す城定。
現場が楽しめる、ガッツのある人を待っているとのことでした。

最後に、城定が書いたブログを紹介して終わりにします。
何かの参考になれば幸いです!

新人ブログ「チェンソーズ on the hill」より
城定日記(2016/8-2017/6)

こちらは2年目以降のブログ「チェンソーズの日々」。
https://tokyo-chainsaws.jp/author/takaya_jojo/

どの記事も非常に面白いですが、個人的には秀逸なタイトル「1人くらいアホがいても」と、
現場での楽しいやりとりが目に浮かぶ、チェンソーズメンバーの様子がよく伝わってくる「フルメタルジャケット」
は特にオススメです。

先輩インタビュー

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